
12月も半ば、冬の寒さも本格的になってきました。からだだけでなく、心も凍えないようにしたいものですね。
よく「だじゃれはサムい」なんて言われますが、それはTPOを考えずに言ってしまった場合に起こる切ない事故。タイミングと相手と状況を考えて使えば、だじゃれで相手を「ほっ」と安心させ、人間関係をよりホットにすることもできます。
「だじゃれ」や「早口言葉」は、思わず笑ってしまうユーモアや、滑らかに言おうとする工夫が脳を刺激します。だじゃれを考えるときには、似た音の言葉を探し、意味をつなげる中で柔軟な発想力が養われます。また、早口言葉に挑戦すると、発音やリズムを意識しながら集中力や記憶力を駆使する必要があります。どちらも脳の「言語中枢」だけでなく、「注意力」や「感情」に関わる領域も一緒に活性化させることが分かっています。
さらに、こうした言葉遊びは一人で取り組むだけでなく、家族や友人と一緒に楽しむことでコミュニケーションが広がり、社会的なつながりの維持にも役立ちます。笑いや会話は心の健康にも直結し、孤独感の軽減やストレスの緩和にも効果的です。
こんな寒い季節こそ、だじゃれを “言葉のカイロ”として、脳と心をぽかぽか温めてみませんか?
こちらのコラムでは、前回に引き続き今年『毎日5秒読むだけで脳にスゴイ効果 音読 脳活ことば遊び』を出版した、日本だじゃれ活用協会にご協力いただき、だじゃれの入った脳活言葉遊びをご紹介します。
前回のコラムはこちら
“くすり”と笑いながら、いつまでも元気で過ごす”クスリ”になりますように!さあ、一緒に脳を楽しく鍛えましょう♪
5つのポイントを意識しながら、音読して脳活効果をUPさせましょう!
冒頭の「大雪」は「おおゆき」ではなく、「たいせつ」と読みます。
大雪は二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで、12月7~21日ごろ、本格的に冬が到来する時季です。
二十四節気は、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもので、今でも立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として用いられています。
このだじゃれは「うま」の同音異義語だけでなく、英語のホース(horse)や、管のホースに掛けた言葉も入っていて、だじゃれの難易度は少し高めです。
Vol.2ということで、前回より難易度高めのだじゃれを集めてみました。
1日に1つの音読でもいいので、毎日続けてみましょう♪
文章:日本だじゃれ活用協会
イラスト:黑虎WORKS














